レーシック (LASIK: Laser in Situ Keratomileusis ) とは角膜屈折矯正手術の一種で、
目の表面の角膜にエキシマレーザーを照射し、角膜の曲率を変えることにより視力を矯正する手術である。
マイクロケラトームとよばれるカンナのような機械で角膜の表面を薄く削りフラップ(ふた状のもの)を作り、
めくる。そこにエキシマレーザーを照射し、角膜の一部を蒸散させる。その後、フラップを元の位置に戻し、
フラップが自然に接着するまで(約2〜3分)待つ。
角膜中央部が薄くなるため、角膜の曲率が下がり(凹レンズを用いたのと同じ効果)、近視が矯正される。
また、検眼のデータをもとにレーザー照射を調節すれば、乱視も矯正できる。
マイクロケラトームの代わりにレーザー(イントラレーザー)によってフラップを形成する術式もある。
イントラレーシック(Intra-LASIK)とはレーシック(視力矯正手術)の一形態である。
イントラレーシックと一般的なレーシックの違いはフラップ(角膜に作るフタ)の作成方法にある。
通常のレーシックはマイクロケラトームという電動カンナのような装置でフラップを作成する。
イントラレーシックはアメリカINTRALASE社製イントラレースFSレーザーを用いて、
コンピュータ制御によってフラップを精密に作成する。これにより、一段と安全で正確にフラップを作成することが可能である。
通常のレーシックにおいてもマイクロケラトームにより精巧なフラップを作成することは可能とされているが、
カンナ部分の往復運動によりフラップの断面が若干でこぼこしたり、ヒンジ(フラップのつなぎ目)の部分が斜めになるため、
まれにシワの原因となることがある。
一方、イントラレーシックはコンピュータ制御によりフラップを作成するので、
断面もヒンジの部分も非常に綺麗な仕上がりが期待できるといわれている。
さらにイントラレーシックは従来のレーシックにくらべてよりフラップを薄く正確に作成することが可能であるので、
その分角膜実質層を削りとれる量が増え、通常のレーシックよりも強度の近視を矯正することが可能となる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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